18きっぷの端数合わせに、ふらりと旅行に出た。
東京から新潟までは、18きっぷでは朝5時前の始発に出て、各駅停車を乗り継いで実に6時間近く。11時半になってのことだった。
18きっぷ1回分の2300円程度で行けるとしても、ちょっとこれは過酷だ。
新幹線を使えば、たった1時間50分。
1万5070円の課金を惜しまない人は、ぜひ新幹線を使って欲しい。
新潟駅の東口を出て、ぽんしゅ館は駅から連絡通路で繋がるホテルに併設されている。
目指すは利き酒どころ。
500円でコインを5枚貰って、新潟の地酒を五種類試飲できる。
お猪口を機械に入れてボタンを押せば、一杯分の日本酒が出てくる。
まさに幸せの世界。
おつまみとして、世界各地の塩、そしてサービスの味噌が置いてある。
コイン1枚、または100円で冷やしたきゅうりも売っている。
塩を舐めながら日本酒とは、まさにツウな飲み方だ。
日本酒5種類試飲して、さらに売店で日本酒とおつまみも買っておく。
ぽんしゅ館でいろいろ飲むのも楽しいけど、列車で飲む酒もまた格別。
白新線に乗り、一路坂町を目指す。